2007年04月07日

分散『しない』投資。

 


金曜日のYouTubeの中でも言われていた投資の格言。
『一つのかごに卵を入れるな』

要するに、
分散しないで一つの投資先に集中すると、卵がまとめて割れちゃうかも知れないよ。
だから、かごは分けて、分散投資しようね。
っちゅー事ですよね。

この場合の「一つの投資先」というのは視点によってさまざま。
全体を「日本株市場」で見るなら、一つのかごは「一つの銘柄に絞った投資」だし、
全体を「世界の株式市場」で見るなら、一つのかごは「一国の市場」だし、
全体をもっと大きく見るなら、それぞれのかごは「株式だったり、債券だったり、為替だったり、商品先物・・・」だったり。

我が敬愛するロバート・キヨサキ氏も著書の中で時々分散投資を「否定」しているのですが、わたしも分散投資って闇雲にやればいいもの・・・とは思わないんです。

もちろん、取りうるリスクに応じて、取るべき手段は違うと思います。
いくら分散投資に否定的と言っても、どこの馬の骨とも知れない(失礼!)新興市場の一銘柄に全力で突っ込むのは危険極まりないと思うし(仮に昨年の初めにライブドアに全力行ってたら、死んでますし・・・な)、「闇雲な」集中投資も駄目だと思いますよ。

何事も「加減」ってのが大事なわけで、ある程度気持ちの良い分散状況・・・集中具合・・・が良いと思います。

新興市場よりもリスクの小さい大企業ならもう少し集中度が高まっても良いかも知れませんが、それでも、昨今の談合問題やら粉飾決算やら、そのほか、業績等々のリスクを鑑みれば、例えば「トヨタに全力!」でもリスクがある事には変わりないでしょう。

・・・で、わたしが一番疑問なのは、
「分散投資マンセー」
な感じでアナリストが口を揃える事です。
特に理解できないのは、
「分散投資はリスクを軽減するが、リターンを伸ばせる」
というような言い方をする人がいる事。

これって本当なんですか?
以下、わたしの考え方・・・

ここに、A,Bという2つの銘柄があるとします。
両者の株価は完全に逆の動きをするとします。
(分散投資をする時は、逆の動きをする銘柄を組み合わせろ、と言う。確かに、同じ動きをする銘柄ばかりを買い集めても、厳密には「そのセクター」に集中投資していることになる。)

ある時点でA,B両銘柄を100万円ずつ所有していたとする。
ある期間が経過し、A銘柄が10%値上がり!!
・・・しかし、この時、B銘柄は逆の動きなので10%値下がり。
この時点での資産を評価すると、
A銘柄 10%増→110万円
B銘柄 10%減→90万円
よって、資産合計は110+90=200万円。
あれれ、変わってない。

そして、この時、A銘柄とB銘柄の比率が110:90になっているため、
このままでは分散投資のポートフォリオとしてはよろしくない。
A銘柄を10万円分売却し、B銘柄を10万円分購入する。
はれて、A,B両銘柄100万円になる。
・・・そして、はじめに戻る。

なんか、こう考えると、完全な分散投資って、
『ノーリスクノーリターン』じゃねぇの?って結論に。

誰か、この論理、打ち破ってもらえませんか??
そうしないと、自分でも分散投資の意義が見出せないんです。。。


※もちろん。
完全に逆に動く銘柄なんてないし、分散投資によって、信用リスクを低減できるであろうことには大いに納得します。
・・・ので、集中投資をススメルつもりはありません。
現に私自身のポートフォリオが分散投資というよりは、単元株の「バラバラ投資」である事は、ココに来られているみなさんなら十分承知されていることでしょうし^^
posted by あさひな at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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